昨年からクッカーも見直したいと思っていた。
EPI の Titanium BPクッカーS + A&F カップ + *極 フタ
という組合せに落ち着いていたのだが、このBPクッカーを省いて
カップ + フタ
だけにしてしまおうというもの。 元御徒町系某氏がご提唱されたセットアップだが、出来れば更にフタをなんとか自作したいな。 うまくいけばざっくり 100g くらいは軽く出来ようし、荷の容積も随分と減ることだろう。
しかしタダで軽く出来る筈もない。
一つ_これまでは一度の沸騰で例えばアルファ米などの主食と汁物等の副菜を少なくとも2品はまとめて準備出来たのが、同じモノを食そうと思うと二度三度と沸騰させねばならなくなる。
二つ_固形燃料FIXで考えていたのだが、実はクッカーの底にこびり付くヤニのあの匂いが好きでない。 クッカーならともかく口をつける食器からあの匂いが香り立つのは勘弁して欲しい。。。
調理のやりくりについては、もともとそれ程『詰め込まない』自分としては他の乾物系を併せて摂れば良いだろう。 アルファ米をむさぼる間に2回戦でコーヒー分を沸かし、『大豆ですから!』みたいなヤツと食後のデザート感覚で頂き、あとはレーションで、みたいな…。 どうせ数日のことだし。 だから一つ目は一応クリアとしておく。
が、二つ目はちょっと深刻。 昨年のJMTでは終盤の水分&塩分欠乏時にあの匂いがキツくて…ちょっとしたトラウマ。(汗)
とまあこんな訳で、固形燃料の代わりといってはナンだが、暫くご無沙汰していたアルコールストーブを再検討することにした、が、
既にこの時点でクッカーの減量分を [アルコール-Esbit] の燃料差異増加分で相殺してしまうのだろう、というオチが見え隠れしている。(笑) まあしかし、2、3日の行程を前提とするのであれば、皮算用もさくっと成り立つかもしれない。
重い腰を上げ、とりあえず 『A&F カップ に燃料以外=ストーブ、五徳、風防、と必要ならプレヒート皿、あとカトラリー(折りたたみ式)を収めること』 を必須要件とし、購入・自作・頂いたもの全てのアルコールストーブから収まりそうなものを選び出した。
Trangia はアウトだ。 VARGO も XE Stove の方は他のアイテムが収まりそうにない。 自作ものもレギュラー缶製は同じく。
残るものは_VARGO Triad Titanium Alcohol Stove、Gram Weenie Stove、ミニ缶で自作した低いタイプのもの。
VARGO は余熱皿要らずで折りたたみの脚と五徳が付き30g弱、は良いが燃え方がたらたらしてもうひとつ気にいらない。 『焼け石に10円玉』 もさしたる効果ナシ。
サイドバーナー型の Gram Weenie Stove は五徳なしでそのまま上にクッカーを載せる式、11g。
載せるのが『カップしばり』なので極小サイズによる不安定さも問題視する程ではないが、
余熱皿が要る余熱と、容量小さいだけにど派手に燃え上がっちゃう『早漏度』が心配。
最近の環境問題に起因したアルミ缶の減量方向とは全く無縁かのような厚み。 なんだか安心感があって良い。
自作ミニ缶低型の殆どは VARGO と同じ構造だ。 数を作っただけあって選び抜いたものはそれなりだが、総じて気分屋さん、環境によって燃え方が大きくばらつく。
ただ自分の中では、ウィンドスクリーンの具合で調整するしかない、と決着済みのこと。 サイドバーナーも捨て難いが、どうやらこの方向性だな、と納得。
いくつか作りこんで設定した回数分の燃料量を換算し、固形燃料と天秤にかけてみよう。
**********
以前のような力みは無い。 まあ、それ程急ぐ旅はしないだろうし、1分1秒を争って湯を沸かすこともない。 『そこそこ』 でいいんだな、自分的には。
アルコールストーブは_先ずは軽くてコンパクト、壊れたらまた作り直せるシンプルな構造、欲を言えば燃費がいい方向にまとめたい_という感じでボチボチ作っていくことにしよう。
Simple is Best !
昔、教授から耳タコに言われたこと。 今にして漸く心から頷けるようになった気がする。
『随分回り道をしているなあ。』 (苦笑)
EPI の Titanium BPクッカーS + A&F カップ + *極 フタ
という組合せに落ち着いていたのだが、このBPクッカーを省いて
カップ + フタ
だけにしてしまおうというもの。 元御徒町系某氏がご提唱されたセットアップだが、出来れば更にフタをなんとか自作したいな。 うまくいけばざっくり 100g くらいは軽く出来ようし、荷の容積も随分と減ることだろう。
しかしタダで軽く出来る筈もない。
一つ_これまでは一度の沸騰で例えばアルファ米などの主食と汁物等の副菜を少なくとも2品はまとめて準備出来たのが、同じモノを食そうと思うと二度三度と沸騰させねばならなくなる。
二つ_固形燃料FIXで考えていたのだが、実はクッカーの底にこびり付くヤニのあの匂いが好きでない。 クッカーならともかく口をつける食器からあの匂いが香り立つのは勘弁して欲しい。。。
調理のやりくりについては、もともとそれ程『詰め込まない』自分としては他の乾物系を併せて摂れば良いだろう。 アルファ米をむさぼる間に2回戦でコーヒー分を沸かし、『大豆ですから!』みたいなヤツと食後のデザート感覚で頂き、あとはレーションで、みたいな…。 どうせ数日のことだし。 だから一つ目は一応クリアとしておく。
が、二つ目はちょっと深刻。 昨年のJMTでは終盤の水分&塩分欠乏時にあの匂いがキツくて…ちょっとしたトラウマ。(汗)
とまあこんな訳で、固形燃料の代わりといってはナンだが、暫くご無沙汰していたアルコールストーブを再検討することにした、が、
既にこの時点でクッカーの減量分を [アルコール-Esbit] の燃料差異増加分で相殺してしまうのだろう、というオチが見え隠れしている。(笑) まあしかし、2、3日の行程を前提とするのであれば、皮算用もさくっと成り立つかもしれない。
Trangia はアウトだ。 VARGO も XE Stove の方は他のアイテムが収まりそうにない。 自作ものもレギュラー缶製は同じく。
残るものは_VARGO Triad Titanium Alcohol Stove、Gram Weenie Stove、ミニ缶で自作した低いタイプのもの。
載せるのが『カップしばり』なので極小サイズによる不安定さも問題視する程ではないが、
余熱皿が要る余熱と、容量小さいだけにど派手に燃え上がっちゃう『早漏度』が心配。
自作ミニ缶低型の殆どは VARGO と同じ構造だ。 数を作っただけあって選び抜いたものはそれなりだが、総じて気分屋さん、環境によって燃え方が大きくばらつく。
ただ自分の中では、ウィンドスクリーンの具合で調整するしかない、と決着済みのこと。 サイドバーナーも捨て難いが、どうやらこの方向性だな、と納得。
いくつか作りこんで設定した回数分の燃料量を換算し、固形燃料と天秤にかけてみよう。
**********
以前のような力みは無い。 まあ、それ程急ぐ旅はしないだろうし、1分1秒を争って湯を沸かすこともない。 『そこそこ』 でいいんだな、自分的には。
アルコールストーブは_先ずは軽くてコンパクト、壊れたらまた作り直せるシンプルな構造、欲を言えば燃費がいい方向にまとめたい_という感じでボチボチ作っていくことにしよう。
Simple is Best !
昔、教授から耳タコに言われたこと。 今にして漸く心から頷けるようになった気がする。
『随分回り道をしているなあ。』 (苦笑)
# by joxter_2008 | 2008-06-19 23:41 | 見よう見真似で工作